
皆様こんにちは、インフォシェアの小高です。
Nintex関連の連載記事です。今回はNintex Fomrsで設定のみで動的な列の制御を行う方法をご紹介します。
連載記事(Nintex)の目次はこちらから。
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前回も記載しましたが、これまでSharePointに関わってきて、列の表示/非表示を行いたいシチュエーションといえば、下記の3つかな、、、と思います。
1.権限による制御
2.他の入力項目の状況による動的な制御
3.その他(複雑な制御)
前回1.を御紹介しましたので、今回は、2.他の入力項目の状況による動的な制御を行ってみますね。
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まずカスタムリストを用意します。F1列を今回の対象としましょう。
リストのカスタマイズに存在するNintex Formsのボタンをクリックします。
そうすると、Nintex Formsのデザイン画面が表示されます。
今回はドロップダウンで特定の値が選択された時に、F1列が非表示になるようにしましょう。そのため「選択方法」コントロールを画面に追加します。
「選択方法」コントロールをダブルクリックして設定を表示します。下記のように設定項目を変更し保存します。
名前:選択肢
表示型式:ドロップダウン
既定値:オプション1
このコントロールは、「接続先」が”接続していません”となっているので、SharePointリストの列にバインドされていません。接続先の設定を変更すれば、選択肢をリストのデータとして保存することが出来ます。
追加した選択肢がドロップダウンに変わりました。ここでF1列を選択して「ルールの追加」をクリックします。
「ルール」のペインが表示されるので、条件にあるアイコンをクリックします。
「名前の付いたコントロール」で”選択肢”を選択して数式を下図のように記載します。
「非表示」をチェックします。
はい、これで完了です。フォームを発行して動作を確認してみます。選択肢がオプション1の時はF1列は表示されています。
選択肢をオプション3にすると、、、F1列が消えました!
おぉ素晴らしいと思いますが、まだ「F1」と書かれたラベルが残っていますね。
ご安心下さい。今回は、1行テキストのみを選択してルールを追加しましたが、複数のコントロールをまとめて選択すれば、その分のルールを作成可能です。ですので、ラベルと1行テキストとどちらも選択してルール追加を行えば、両方を非表示とする制御OKとです。
便利ですねー。では次回は、JavaScriptを用いてもう少し複雑な制御を行ってみます。お楽しみに!