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2020年4月の記事

InfoCallが解消するお客様の「困った」⑧ ~「英語でも表示したい」~

2020年04月16日(木)

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私たちは毎日どこかで、「困った」と立ち止まり、無意味に「時間」を奪われます。
インフォシェアの製品・サービスは、お客様の「困った」を解消し、有意義な「時間」を生み出します。
本連載では、InfoCallが解消するお客様の「困った」についてご紹介していきます。
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 今回ご紹介するInfoCallが解消するお客様の「困った」は、「英語でも表示したい」 です。人材や働き方の多様化、海外拠点の展開など、英語による人と組織の情報を利用されているお客様は大勢いらっしゃるかと思います。今回の記事では、InfoCallについて、英語によるアドレス帳の表示についてご説明いたします。

InfoCallには英語の表示に関しまして、
①英語表示の操作画面
②(英語表示のデータがある場合)英語表示のアドレス帳
③(英語表示のデータがある場合)英語を併記したアドレス帳
の3つのアプローチで、お客様の「英語でも表示したい」というご要望にお応えできるようになっております。

■英語表示の操作画面
InfoCallには英語表示の操作画面がありますので、
日本語表示のInfoCall、英語表示のInfoCallの両方を設置することも可能です。
また、日本語、英語のみではありますが、MUIを利用している場合、ユーザープロファイルの設定(日本語優先か、英語優先か)に応じて、操作画面の言語を切り替えることも可能です。

【日本語の操作画面】

【英語の操作画面】

ただし、アドレス帳に表示されるデータは、お客様がご利用中のものをベースにするため、英語表示のデータがない場合、上の例のような表示となります。

■(英語表示のデータがある場合)英語表示のアドレス帳
上述の【英語の操作画面】と、英語表示のデータを組み合わせることで、英語表示のアドレス帳を実現できます。

また、製品標準の機能ではございませんが、下図のような英語表示のアドレス帳と日本語表示のアドレス帳の切り替え機能を追加するカスタマイズ対応の実績もございます。

なお、英語にも同義語検索の機能がご利用いただけます。
(InfoCallの検索機能につきましては第2回第3回の記事をご参照ください。)
英語圏の人名には「短縮形」という文化があり(https://ja.wikipedia.org/wiki/英語人名の短縮形)。
代表的な例を挙げますと、
Microsoft創業者といえば、
“ビル・ゲイツ(Bill Gates)” ですが・・・これは短縮形であり、本名は、
“ウィリアム・ヘンリー・ゲイツ三世(William Henry Gates III)” です。
つまり、 “Bill” = “William” となります。
短縮形は日本のニックネームとは異なり、公式に使用されるものであり、アドレス帳に登録する場合も十分に考えられます。
“William”とだけ知っている人、“Bill”とだけ知っている人が、相手を見つけられない恐れがあります。
InfoCallの同義語検索を利用すれば、
“Bill”と検索すれば、“Bill”も“William”も見つけられますし、

“William”と検索しても、“Bill”も“William”も見つけることができます。

■(英語表示のデータがある場合)英語を併記したアドレス帳
日本語表示のデータと英語表示のデータを組み合わせることで、英語を併記したアドレス帳を実現できます。
これは、InfoCallにおいて、お客様がご利用している人と組織の情報を集約する機能の一つと言えます。

【英語を併記した組織画面】
サンプル株式会社>国内拠点>東京本社>営業部の順に、組織をたどった画面のイメージです。

サンプル株式会社>海外拠点>アメリカ支社>ニューヨーク支店>営業部の順に、組織をたどった画面のイメージです。

また、役職などについて、日本語、英語それぞれで登録されているデータがある場合はもちろんのこと、
以下のような日本語、英語の役職の対応表(役職マスタ)の情報を集約することも可能です。

さらにInfoCallの部分一致、複数単語の検索が利用可能です。
『Director』と検索すれば、『部長』と『Director』の両方の役職について、検索できます。

【英語を併記した検索画面】

また、『部長 Leon』と検索すれば、『部長』相当の役職についている『Leon』さんを検索できます。

 InfoCallは、ますます当たり前となってくる英語による「人と組織を探す」業務についても、柔軟に対応いたします。

●英語表示の操作画面、日本語表示の操作画面
→利用者のSharePointの優先言語に従った言語切り替えも可能です。
●(英語表示のデータがあれば)英語表示のアドレス帳
→英語に対しても、同義語検索が可能であり、短縮形(”Bill”と”William”など)の違いを意識しない検索も実現できます。
●(英語表示のデータがあれば)英語を併記したアドレス帳
→日本語、英語のデータを集約し、英語を併記したアドレス帳を提供できます。また、役職などの登録が、日本語だけ、英語だけであっても、日英の対応表(役職マスタ)を利用して、併記することで表示、検索を実現できます。

いかがでしたでしょうか。インフォシェア株式会社では様々な業務のシーンでのお客様の「困った」を解消するお手伝いができるよう製品を開発し、各種サービスを提供しております。是非、「お問い合わせ」から、ご連絡ご相談ください。